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イベント(活動)報告について
姫路市自然観察の森のイベントや活動の報告を掲載していますので是非ご覧ください。
警報等の発令によりイベントを急遽中止にする場合がございます。
お申込みについて詳しくは、行事・イベントのお申込み方法をご覧ください。
開催イベントについては、お知らせに掲載しております「情報誌 森のめぐみ」をご覧ください。
イベント(活動)報告一覧
5月バードウォッチング入門 活動報告 2025年5月10日(土曜日)
今回は初めに夏鳥の「サンショウクイ」の生態についてお話ししました。その独特の鳴き声「ピリリ、ピリリ」が、山椒のピリッとした辛味を連想させることから名付けられたと言われています。ですが、実際は山椒は食べず、昆虫やクモなどの虫を餌にしています。ベランダに移動するとツバメが飛び交っている姿が見られました。5月は卵を産み、ヒナが孵化し、子育てが盛んにおこなわれる時期だからでしょうか?葉が茂り野鳥の姿が確認しづらい季節ですが、センダイムシクイの「チヨチヨピー」というさえずりやキビタキの澄んだ鳴き声が森の中で聞こえてきました。ちょうどこの日は愛鳥週間の始まりで、5月16日(金曜日)まで野鳥保護と自然保護の意識を広めるために設けられた期間です。野鳥を通してそれを取り巻く環境や自然保護の大切さが広まる事を願います。
5月おやこ森あそび 活動報告 2025年5月4日(日曜日)
クラフトや絵本、自然の中で子どもたちが自由な発想と五感を使って遊びを楽しむ「おやこ森あそび」に19名の親子が参加されました。クラフトでは紙コップを使ったUFO作りをおこないました。カラフルに色付けしたUFOは芝生広場で飛ばしてみました。クルクルと回りながらとっても遠くまで飛びました。その後は森の中でワークシートを使って「しぜんさがしビンゴ」に挑戦。どんな春を見つけられたかな?
5月コケ玉作り 活動報告 2025年5月3日(土曜日)
土を丸めて周りに苔をペタペタと貼ってコロンとした形の苔玉を作るイベントを開催しました。苔と一口で言っても日本だけでも1700種類以上あると言われていて、苔の多様性には、それぞれの環境に適応した特徴や姿がみられ、大変面白いです。今回はその中でも代表的なハイゴケを使用しました。ハイゴケは乾燥に強く、初心者でも育てやすいです。また、土に触れることは、ストレス軽減や認知症予防、免疫力向上、そして五感の発達など、様々な健康上のメリットがあります。室内で手軽に自然を取り入れられ、お手入れも比較的簡単なので、是非作りに観察の森へお越しください。
5月ぶらりウォーキング 活動報告 2025年5月1日(木曜日)
新緑の香りを漂わせる風が心地よい5月の「ぶらりウォーキング」は4名が参加され、様々な植物や昆虫、野鳥に出会うことができました。森の中では、白い小花を多数つけ、雄しべが花弁より長く突き出し放射状に立っているのが特徴のクロバイが可憐な花を咲かせていて、甘い香りを漂わせていました。また、足元には小さなスミレが存在感を放っていました。森の中は活気にあふれています。活気あふれる森の中で、ご自分の心や体を整えてみてはいかがでしょうか?
ハーバリウム教室 活動報告 2025年4月20日(日曜日)
ハーバリウムとは「植物標本」という意味で、もともとは研究目的で植物の標本を長期保存するために使われていましたが、現在ではお花の美しい姿を長期間楽しめると人気のインテリアフラワーです。今回も色とりどりのブリザーブドフラワーやドライフラワーを用意しました。同系色にする方、色々な色をミックスさせて華やかさを出す方色々で個性あふれる作品が完成しました。プレゼントにするというお子様もいらっしゃって、ほっこりとした気分になりました。
ロープで木登り~ツリーイング~ 活動報告 2025年4月19日(土曜日)
大変気持ち良い気候の中で今期初めての「ロープで木登り~ツリーイング~」を開催しました。普段は見ることのできない、木の上から眺める自然の景色を、6名の参加者が体験されました。主に足の力でロープを使って木に負担をかけずに登っていくので、先生にコツを教えてもらうと皆さんすぐに登ることができました。鳥のさえずり、風の音などを感じながら心身のリフレッシュにもなり、爽快感を味わいました。
4月バードウォッチング入門 活動報告 2025年4月12日(土曜日)
お天気に恵まれ、17名が春の観察の森でバードウォッチングを楽しまれました。初めに飛翔時の翼の黄色帯が鮮やかな「カワラヒワ」にスポットを当て、生態についてお話ししました。外に出ると早速ウグイスの可愛らしい鳴き声が。練習の成果か、すっかり上手になったホーホケキョを聞くことができました。更に歩みを進めると、夏鳥のセンダイムシクイの鳴き声が聞こえてきました。冬鳥のシロハラが落ち葉の中、エサとなる虫を求めて歩いている姿にも出会いました。この時期ならではの光景に大変満足できた観察会でした。
ハーバリウム教室 活動報告 2025年4月5日(土曜日)
植物を手軽に長く楽しむことができる「ハーバリウム」の教室を開催しました。春休み期間中という事もあって、多くの親子連れが参加されました。ハーバリウムについての管理方法などを簡単に説明した後、ご用意した色とりどりのドライフラワーから自分のイメージした物を選びます。瓶の口が狭く上手く入らない事もあり皆さん真剣な顔で取り組まれていました。きれいに配置が出来たらゆっくりとオイルを注いでいきます。ブクブクと気泡が出てくるのでおさまるのを待って蓋をし、最後にリボンを付けたら完成です。植物本来の美しさにオイルが加わり透明感あふれる作品が出来上がりました。
4月ぶらりウォーキング 活動報告 2025年4月3日(木曜日)
桜の季節がやってきました。天候にも恵まれ、ヤマザクラが満開の中、今年度最初の「ぶらりウォーキング」を開催しました。春と言えばヒラヒラ舞う姿が可憐な蝶。蝶たちは寒い冬を卵、幼虫、さなぎ、成虫と様々な形態で過ごしています。今回は早春の蝶「キタキチョウ」や「テングチョウ」の成虫越冬する種のご紹介をしました。森の中ではスミレやコバノミツバツツジなどの可愛いお花にも出会いました。ヒサカキの独特な香りが漂っています。春の訪れを感じ、動植物の活動が感じられた1日でした。
竹あかりを作ろう 活動報告 2025年3月30日(日曜日)
今年度最後のイベントは「竹あかりを作ろう」です。間伐した竹材がひと手間加えると「竹あかり」に生まれ変わり、優しい灯りが幻想的な癒しの空間を醸し出してくれます。今回も好きなデザインを選んで竹に貼り竹用のドリルで穴をあけていきました。振動で少し手が疲れたという方もいらっしゃいましたが、皆さん最後まで無事完成させることができました。
自然の中であそび隊 活動報告 2025年3月29日(土曜日)
ネイチャーゲームや自然素材を使った工作などで子どもたちの五感を鍛え、豊かな心を育む「自然の中であそび隊」を開催しました。今回は初のプレイパークを芝生広場でおこないました。プレイパークとは子どもが自由に遊び、創造や冒険に挑戦できる遊び場の事で、輪投げや、朽木割り、竹や木の枝を使って自由に工作したりと様々なコーナーを設けました。お天気にも恵まれ、みんなで自然を感じながら楽しい時間を過ごしました。
ロープで木登り~ツリーイング~ 活動報告 2025年3月22日(土曜日)
木の枝に掛けられたロープを伝い、自分の力だけで樹木の上へと垂直に上がっていく「ツリーイング」を開催しました。天候にも恵まれ、各回合わせて計14名が体験されました。もっちぃ先生指導のもと少しずつ木に登っていきます。最初は怖がっていたお子様も時間が経つにつれ慣れてきた様子です。木に登ってみる景色は格別で、近くでは小鳥のさえずりが聞こえてきました。コツさえつかめば女性やお子様でもチャレンジできるアクティビティなので是非体験してみてください。
苔テラリウム教室 活動報告 2025年3月9日(日曜日)
ガラス瓶の中に小さな苔の世界を作る「苔テラリウム教室」を開催しました。苔テラリウムにはリラックス効果や心を癒す効果があるとされていて、小スペースで場所も取らないので手軽で始めやすいのも人気の一つです。苔には根がないので少しずつ押し付けて固定するように土にはっていきます。苔の種類によって場所を決め、高さを出したり石やフィギュアを飾ると小さな森が完成しました。室内の直射日光があたらない、明るい場所に置いて楽しんでくださいね。
3月バードウォッチング入門 活動報告 2025年3月8日(土曜日)
今回のバードウォッチング入門には、大人9名子ども4名が参加されました。バードウォッチングが全く初めての方もいらっしゃったので、ネイチャーセンターのベランダでよく見られるヤマガラやシジュウカラで双眼鏡の使い方を練習しました。森に出ると、水飲み広場で太くて黄色い特徴的なくちばしのイカルの群れに出会いました。よく透る美しい声も聞くことができました。貯水池沿いではカイツブリやカワウなどの水鳥も見られ、16種類の野鳥が確認できました。
3月ぶらりウォーキング 活動報告 2025年3月6日(木曜日)
早春の森を6名の参加者たちとウォーキングしました。歩きながら出会った植物や動物の説明をしながらゆっくりと進みます。早春に、他の木々に先駆けて白い花を枝いっぱいにつける「コブシ」の果実は子どもの握りこぶしに似ているところからこの名前になったと言われています。また、鞘から覗く赤い果実には白い繊維のようなもので果実と植物本体がつながっているという面白い特徴もあります。ホタル池では今年もニホンアカガエルの卵塊がありました。こちらも早春に目覚め繁殖期に入ります。自然や季節の移ろいを身近に感じたぶらりウォーキングでした。
ハーバリウム教室 活動報告 2025年3月2日(日曜日)
癒しの効果やリフレッシュ効果のあるハーバリウムを作る教室を開催しました。参加者は、どのお花を選ぼうか?組み合わせはどうしようか?など考えながらガラス瓶の中にドライフラワーを詰めていきました。最後にハーバリウムオイルをゆっくり注ぐと透明感あふれるオリジナルのハーバリウムの完成です。光にかざすとオイルに反射してキラキラと輝きます。お手入れの必要もなく美しい花や植物を長く楽しめるのも魅力の一つです。4月にも2回開催を予定しておりますので、是非ご参加ください。
3月おやこ森あそび 活動報告 2025年3月1日(土曜日)
親子で一緒に森あそびや絵本を楽しむ「おやこ森あそび」を開催しました。初めは室内で、手遊び歌や絵本の読み聞かせ、クラフトをおこないました。参加者は絵本を興味深くご覧になっていました。絵本には想像力を育む、言語能力を高める、集中力を高める、感情を豊かにする、親子の絆を深めるなど様々な効果があると言われています。クラフトではスミレの切り紙に挑戦しました。細かい所もきれいに切り取り、お皿に貼ってからそれぞれ好きな絵も描きました。素敵なお皿が完成したら、森の中へお皿に盛りつける自然のたからものを探しに出かけました。たくさんの木の実や葉っぱを、スミレのお皿やお弁当箱に盛りつけると何ともおいしそうなご馳走が出来上がりました。
2月バードウォッチング入門 活動報告 2025年2月8日(土曜日)
強い寒波のため積雪を心配していましたが、お天気に恵まれ絶好のバードウォッチング日和となりました。今回はネイチャーセンターの周りでもよく見られる「メジロ」についてお話ししました。目白押しという言葉の語源は、寒い時期押し合うように並んでとまる所からきています。寒さを凌ぐために寄り添い、互いの体温で暖を取っているのですね。野鳥を観察していると、彼らの知恵や環境への適応能力に驚かされます。ネイチャーセンターのベランダでは人懐っこいヤマガラに出会いました。森の中では美しいルリビタキの雄、エナガ、コゲラ、アオジも見られました。寒さのせいか森の中に人が少なく、多くの鳥に出会え、ゆっくりじっくり観察ができました。姫路市自然観察の森では、今後も楽しいイベントが目白押しです。ご参加をお待ちしております。
2月ぶらりウォーキング 活動報告 2025年2月6日(木曜日)
たいへん冷え込みの厳しい時期ですが、8名の方がご参加くださいました。この時期ウォーキングをしながら楽しめるのは木々の冬芽や葉痕です。厳しい寒さの中、樹木達も厚着をしたり、すきま風を防いだりと私達と同じように工夫をして過ごしているのですね。また、葉痕とは葉っぱの落ちた跡の事を言いますが、じっくり観察してみると羊や猿の顔に見えるものがあります。この時期ならではの森歩きの楽しみ方です。今回も森の中を色々観察しながらゆっくりとした時間を過ごしました
2月森のフシギさがし 活動報告 2025年2月2日(日曜日)
お天気が心配されましたが、予定通り開催することができました。植物や動物たちも、とても寒い冬の間じっと耐えながら春の訪れを待っています。今回は冬の生きものの過ごし方にスポットをあて、森のフシギを探しました。樹種によって色や形が異なる冬芽は春に葉や花になる芽が折りたたまれています。寒さや乾燥から芽を守るために鱗片や毛などで覆われていて、この冬芽を観察することで、樹木の種類が分かったり、植物の生命力を感じることができます。顕微鏡を使って色々な形態の冬芽を観察しました。また、実際に森に出て冬芽を探しました。それぞれの特徴を見つけ、違いや理由を考えました。その後はクラフトを楽しみ充実した1日を過ごしました。