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ボランティア ききみみずきんについて
みなさん、「ききみみずきん」という言葉を聞いたことがありますか。これは、昔話の『ききみみずきん』というお話に由来しています。ずきんをかぶると動物や植物の声を聞くことができ、その不思議なずきんをかぶった藤六(主人公)が村人のくらしを豊かにするというお話です。
私たちは、森の声に耳を傾け、自然の不思議さやおもしろさをたくさんの人に伝えて、興味や関心を持ってもらうために活動しているボランティアグループです。
主に、お客さんを案内するミニガイドをはじめ、危険箇所の早期発見や来園者への声かけを行う園内パトロールなどを行っています。
自然を大切にしたい人の輪、自然を大切にすることを伝える人の輪が広がってゆけば、自然は守られてゆくと思います。
あなたも「ききみみずきん」に入って一緒に活動しませんか?
ネイチャーセンターに事務局を置いています。活動に興味のある方はお気軽におたずねください。
活動の様子を知るには、まず月1回または2回のペースで開催する主催イベントの「ミニガイド」に参加してみてください。
また、ネイチャーセンターのロビーに“ききみみずきん”のコーナーがあります。
今後の予定や活動の様子を紹介していますのでぜひご覧ください。なお、活動報告は、当ホームページにも掲載しています。
ツリーウォッチングマップ
姫路市自然観察の森内の「チョウの庭周辺」「芝生広場」「水飲み広場」「駐車場周辺」の各場所ごとに樹木巡りができるようにツリーウォッチングマップがあります。
ネイチャーセンターのロビーにある“ききみみずきん”のコーナーにもプリントを置いていますのでぜひご活用ください。
15周年記念誌を発行しました!
ききみみずきんが設立15週年を迎えたのを機に記念誌を製作、2011年に発行しました。内容はこれまでの活動記録が主で、プログラム集としても使えるような体裁になっています。
広く一般の方々にも活動を知ってもらおうと、この記念誌を再構成したものをPDFにて掲載しています。興味のある方はぜひご覧ください。
ボランティア ききみみずきん 活動報告一覧
3月ぶらりウォーキング 活動報告 2023年3月16日(木曜日)
3月中旬、森のあちこちで春が顔をのぞかせています。
花曇りの中、ウグイスのさえずりを聞きながら森を散策しました。
コブシやヤマザクラの花が咲き、春の訪れを感じて気持ちもワクワクします。
この季節、森の中に充満しているのはヒサカキの花の独特な匂い。
実際に花を観察しながらにおいを嗅いでみました。
他にも、ヤマナラシ、ヤマボウシ、オオバヤシャブシや、この森で見られる桜の種類についてもお話を聞きました。
散策の途中、テングチョウやニホンアカガエルのオタマジャクの姿も見られましたよ。
ヤマガラやシジュウカラも賑やかにさえずり始めた春の森。
来月は、どんな様子を見せてくれるでしょうか。
3月森のフシギさがし 活動報告 2023年3月12日(日曜日)
すっかり暖かくなった森を散策しながら、たくさんの春を探しましょう。
寒い冬の間、色の少なかった森にも黄色や白い花が咲き始め、春の訪れを感じます。
ワークシートや双眼鏡を使ってフシギを探す観察隊が、森を散策しました。
丸いきのこを触り、ふわーっと胞子が飛ぶ様子を観察した時は、みんなびっくりでしたね。
散策の途中、キタキチョウやテングチョウが舞い、スミレの花も見つけました。
ウグイスがホーホケキョと鳴くたびに春を感じましたね。
小さな池では、ニホンアカガエルのオタマジャクシやアメンボにも出会いましたよ。
みんな暖かい春が来たことを喜んでいるかのようです。
来月の森は、もっとたくさんの花が咲き虫たちが飛ぶ、カラフルな森になっているでしょうね。
3月絵本を読んで親子であそぼ 活動報告 2023年3月5日(日曜日)
寒い冬が終わり、森の動物や樹木は春を迎える準備をしています。
スライド絵本を使って、みんなが寒い冬をどのように過ごしていたのか見てみましょう。
今月の工作は、紙皿を花飾りで装飾しましたよ。
ハサミでチョキチョキ、春らしい可愛いお皿ができました。
お外では、自然の宝物を探したり、樹皮でパズルをしたり、落ち葉を使ってジャンケンをしました。
最後に、なんと森のレストランを開きましたよ。
森で見つけた木の実や落ち葉を使って、ケースに盛り付けをします。
お客様、どうぞ召し上がれ。
自然の中には、宝物や遊びがいっぱいありましたね。
3月バードウォッチング入門 活動報告 2023年3月4日(土曜日)
梅の花が咲き始め、森の小鳥たちも活発に動き回るようになってきました。
冬と春の狭間で、どんな鳥たちに出会えるか楽しみです。
まずは、室内で双眼鏡や図鑑の使い方を練習します。
今回は、エナガの生態についてクイズを交えて学びました。
センターのテラスから早速エナガとメジロとヤマガラを確認。
ウグイスも練習中のさえずりを聴かせてくれました。
藤棚周辺ではルリビタキやイカルも見ることができ、イカルの美しい鳴き声も確認しました。
3月に入り、貯水池のカモの種類は随分減りましたが、カルガモやカンムリカイツブリやなどが姿を見せてくれ、本日は計22種類の鳥を見ることが出来ました。
2月ぶらりウォーキング 活動報告 2023年2月16日(木曜日)
季節の見どころを紹介しながら、森林浴やネイチャーゲームを通して、幅広く自然を楽しみます。
樹木の特徴や利用法など、興味深い内容が盛りだくさん。
鳥や花、森を支える土に至るまで、散策しながら実際に見てみましょう。
注目してみると、私達の生活は自然の恩恵に支えられていることが分かります。
樹木によって冬芽の姿も様々、森の木々は私達より先に春を迎える準備を進めているようですね。
また、桜山貯水池沿いの観察路から、羽を休めるたくさんの水鳥を観察することができました。
ぶらりウォーキングでは、ボランティアガイドと参加者が、和気あいあいとした雰囲気で森を散策しながら、森に学び、森に癒されています。
来月には、森を行く足元にたくさんの春を見つけられるかもしれませんね。
2月森のフシギさがし 活動報告 2023年2月12日(日曜日)
寒い冬がやってきました。
こんなに寒い冬の森で、樹木はどのように過ごしているのでしょうか。
春を迎える準備をしている冬芽に注目してみましょう。
色々な種類の枝を実際に手に取り、虫メガネを使って細かいところまで観察します。
冬芽の写真やスライド絵本も見たので、とても分かりやすかったですね。
屋外では、ワークシートを使ってスケッチもしました。
一口に冬芽と言っても、樹木によって色も形もさまざまなことが分かりました。
最後にイヌマキの葉っぱで手裏剣を作って遊んだよ。
春はそこまでやって来ています。来月のフシギさがしでは、みんなでたくさんの春を探しましょう。
2月バードウォッチング入門 活動報告 2023年2月4日(土曜日)
いつもの野鳥観察に加えて、水鳥の観察にも最適なシーズンがやってきました。
バードウォッチング入門ということで、まずは観察マナーや双眼鏡の使い方を学びます。
クイズをまじえた分かりやすい観察ポイントの説明を受け、早速センターのテラスで実践。
この時期だけ設置されているエサ台には、ヤマガラやシジュウカラが代わる代わるやって来ます。
お天気に恵まれた穏やかな貯水池では、ゆっくりと休んでいるオシドリとトモエガモの大集団を発見。
参加者からは、本当にきれいだねと感嘆の声がもれていました。
他にもメジロ、シロハラ、ジョウビタキ、カワラヒワ、カワアイサ、カンムリカイツブリなど、合計24種類を確認しました。
残念ながらルリビタキには会えなかったので、3月のバードウォッチング入門に乞うご期待。
メリークリスマス!みんなであそぼ 活動報告 2022年12月25日(日曜日)
待ちに待ったクリスマスがやってきました。
自然観察の森にもサンタクロースがプレゼントを持って遊びに来てくれましたよ。
プレゼントの中身を使って、クリスマスカードや松ぼっくりのフクロウを作りましょう。
そして、クリスマスのスライド絵本を楽しんだ後は、森で自然さがしのビンゴゲームをしました。
鳥の声が聞こえるかな、木の実は落ちているかな、ゴツゴツした木はどこかな、と家族みんなで探していると、なんだか探検しているみたいでワクワクしましたね。
お部屋に戻ってからのとっておきは、オカリナとピアノの生演奏。
みんなでマラカスも手作りし、演奏に合わせてクリスマスソングを歌いました。
楽しかったね。サンタさん、また来年も遊びに来てね。
12月ぶらりウォーキング 活動報告 2022年12月15日(木曜日)
12月ぶらりウォーキングは、お天気に恵まれ風もあまりなく、落ち葉を踏みしめる音を楽しみながら散策をしました。
出発前に準備体操をして、森の恩恵や散策における注意事項を確認し、体と心の準備も万端です。
落葉した森では、様々な赤い実が目を引き楽しませてくれますね。
鳥たちは、寒い寒い冬を乗り越えられるよう、そんな森のめぐみをせっせとついばんでいます。
途中のあずま屋で足を止め、呼吸法を習って息を整えました。
ガイドからは、生き物の越冬戦略や美しい冬芽の紹介もありました。
貯水池のカモにもそれぞれ特徴がある事やドングリクイズを通してドングリの特徴にも気付きました。
どの季節の森にも、たくましく美しく生きる自然の魅力がいっぱいですね。
12月の森のフシギさがし 活動報告 2022年12月11日(日曜日)
12月の森のフシギをさがして探検に出かけよう。
今月は、森と人とのつながりをテーマにフシギをさがすよ。
香りのする樹木の匂いを嗅いだり、樹木が人の生活の中でどんな風に利用されているかについて考えてみました。
また、森にはどんな色があるかカードを使って探してみたり、ガマズミの実の試食もしました。
色遊びのできる実や生き物の名前が付いた木、樹液に集まるアリの様子など、探せば探すほど森には楽しいフシギがいっぱい。
文字の書ける葉っぱに、またくるねと書いてくれたお友達もいましたよ。
来月は、植物がどのように寒い冬を過ごしているのかを観察します。お楽しみに。
12月絵本をよんで親子であそぼ 活動報告 2022年12月4日(日曜日)
12月がやってきました!今月の遊びは、紙飛行機です。
紙飛行機の絵本を読んで、折り方をいろいろ工夫してみましょう。
芝生広場で手作り紙飛行機をビューンと飛ばします。
外で飛ばすと気持ちがいいね。
芝生広場では、てぶくろの絵本を読んだり、オカリナ演奏に合わせてたき火の歌を歌いました。
今月の自然遊びは、森をおさんぽしながら木の実をつぶして模様作りや落ち葉でジャンケン。
葉っぱの匂いを嗅いだり、大きな葉っぱを使ったゲームもしました。
自然の中には楽しい事がいっぱい。
来月もお楽しみに。
12月バードウォッチング入門 活動報告 2022年12月3日(土曜日)
バードウォッチングのシーズン到来。
今回もたくさんの参加者と一緒に森でバードウォッチングを楽しみました。
出発前に、鳥を見分けるためのものさしになる鳥について説明を聞きました。
そして、特にヤマガラについて図鑑やクイズを通して特徴を学んで出発したところ、なんと早速ヤマガラが出現。
イカルがエノキの木の実をついばんでいるところも確認する事が出来ましたよ。
貯水池では、ハジロカイツブリやオオバンなど11種類の水鳥がいました。
バードウォッチングの季節は、まだまだ始まったばかり。
来月は、ルリビタキにも会えるかな。
クリスマスのリースをつくろう 活動報告 2022年11月27日(日曜日)
もうすぐ12月。準備も楽しいのがクリスマスですね。
クリスマスリースには、新年の幸福祈願、豊作祈願、魔除けの意味があるそうです。
今年のクリスマスは、手作りのクリスマスリースに挑戦しましょう。
まずは、みんなでドングリや松ぼっくりを拾いに行きます。
アケビなどのつる植物で編んだリースに、針葉樹の葉や木の実を使って思い思いに装飾。
みんな個性豊かでステキなリースが出来上がりました。
最後にオカリナ演奏に合わせてクリスマスソングを歌い、すっかりクリスマス気分です。
さあ、おうちに手作りリースを飾って、あとはサンタさんを待つばかり。
今年は、特別楽しいクリスマスになりそうですね。
自然の中であそび隊 活動報告 2022年11月23日(水曜日)
しっかりと雨が降り、みんな来てくれるかなと心配しましたが、雨にも負けない元気なご家族がたくさん遊びにきてくれました。
室内でも自然を感じながら遊べるように、たくさんの遊びを用意していましたよ。
生き物の足の数のグループを作ったり、50音カードで言葉あつめをして、みんな笑顔いっぱい。
生き物クイズにいろいろな形さがしまで、ロビーの展示の中にも自然が作るたくさんの形があったね。
クモの絵本を読んだあとは、クモの巣に引っかからないように紐と紐の間をくぐり抜ける体験ゲームで大盛り上がり。何度も何度もくぐって遊んだよ。
また、ドングリのお話を聞いたあとには、ドングリをかくす動物になりきってチーム対抗戦のゲームをしました。森の生き物たちって、食べるために一生懸命考えていてすごいですね。
11月ぶらりウォーキング 活動報告 2022年11月17日(木曜日)
実りの森や紅葉を楽しみながら、心と体の健康づくり仲間づくりをしましょう。
最初に森の持つ文化的な機能や、木材や食料としての恩恵についてお話を聞きました。
秋の心地良い森をゆっくり歩いていると、枯れたコナラの木や美しく紅葉する木が目に留まります。
なぜ枯れるのか、なぜ紅葉するのか、そんなガイドの話も交えながらの散策は、一人で歩くのとは違い発見も気付きも多く楽しさも倍増。
今回は、葉っぱソムリエと題して、色々な葉っぱの匂いを嗅いで何の葉か当ててもらいました。
また、ドングリを食べる生き物を紹介した後には、みんなでドングリコーヒーの試飲もしました。
参加者からは、飲みやすい美味しいといった感想が聞こえてきましたよ。
柿渋の作り方の説明もあり、身近な自然の恵みに気づかされた時間でもありました。
11月の森のフシギさがし 活動報告 2022年11月13日(日曜日)
あいにくのお天気となりましたが、屋内でも色んな事ができました。
床に敷かれたシートには色んな植物がたくさん。
ワクワクしながら虫メガネやルーペを使って観察します。
種の固さや数、形や匂いから何がわかるかな。
クイズを交えながら、フシギだな、どうしてかなと考えます。
葉っぱをよく観察しながら、ワークシートに葉っぱの絵を描いたよ。
そして、色んな葉っぱの描かれたワークシートをラミネートしたら、素敵な作品の出来上がり。
途中、親子で手をつなぎ、わらべ歌を歌いながら遊びました。
雨の中来てくれた皆さん、ありがとう。楽しかったね。
11月絵本をよんで親子であそぼ 活動報告 2022年11月6日(日曜日)
森で絵本をよんで親子であそびましょう。
秋晴れの森の中、7種類のドングリ探しに出発進行。
よく見ると、どんぐりって種類によって大きさも形も全然違うんですね。
森の木陰のベンチに座って、家族みんなでドングリごまを作ります。
色を塗ったり、どんぐりに顔を描いて、くるくる回して遊びましょう。
森の中で絵本を2冊、オカリナ演奏に合わせて秋の歌も歌いました。
来月はどんな絵本と遊びが待っているかな。
11月バードウォッチング入門 活動報告 2022年11月5日(土曜日)
朝夕肌寒くなり、冬鳥や水鳥の姿に季節の移り変わりを感じます。
バードウォッチング入門には、野鳥観察初めてのお子様連れのご家族や最近始めたばかりの大人の方まで色々な方が参加されています。
出発前には、野鳥観察のマナーを確認し、双眼鏡や図鑑の使い方を練習してからスタートします。
さあ、どんな鳥に出会えるでしょうか。
笹薮の中や梢の先など、鳥によって好む場所が違う事もわかりますね。
この日のハイライトは、ジョウビタキのオス、イカル、3羽のリュウキュウサンショウクイの出現。
ヤマガラやシジュウカラやコゲラなど、合計12種類を観察することができ、みんな大喜びでした。
森をまるごと楽しもう 活動報告 2022年11月3日(木曜日)
森の恵みを体いっぱいに感じながら、森歩きを楽しみましょう。
自然観察の森は少し紅葉し始め、あちらこちらに木の実がなり、小鳥たちが飛び交う秋晴れの一日となりました。
散策の途中に足を止めて樹木や木の実の観察をし、ガイドの説明に耳を傾けます。
季節外れにツツジが咲いている理由や木の健康診断方法に和ハーブまで、話題は多岐にわたりました。
休憩をかねて呼吸法の練習をしたり、大きな木の下で詩の朗読やオカリナ演奏も楽しみました。
秋満喫の一日、皆さん森をまるごと楽しんでいただけたのではないでしょうか。
貯水池に渡って来ているカモ達も気持ち良さそうでしたよ。
10月ぶらりウォーキング 活動報告 2022年10月20日(木曜日)
移り行く季節を楽しみながら、森をぶらりとウォーキング。
いつの間にか夏から秋に移り変わった森の様子を、みんなでゆったりと観察します。
野鳥に水鳥、昆虫にきのこ、湿原の花に色づいた木の実など、森は見どころ満載です。
散策の途中、ガイドから色々な説明を聞くことができるのが、このイベントの嬉しい所。
知らないと通り過ぎてしまうような、自然のひとコマに注目します。
先人が考え出した自然の利用方法や、動植物の生存戦略。
参加者からは何度も、へーっという声が聞こえてきます。
知らないことを知るのは楽しいですね。
来月はきっと赤や黄色に色づいた森が待っていますよ。乞うご期待。