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ボランティア ききみみずきんについて
みなさん、「ききみみずきん」という言葉を聞いたことがありますか。これは、昔話の『ききみみずきん』というお話に由来しています。ずきんをかぶると動物や植物の声を聞くことができ、その不思議なずきんをかぶった藤六(主人公)が村人のくらしを豊かにするというお話です。
私たちは、森の声に耳を傾け、自然の不思議さやおもしろさをたくさんの人に伝えて、興味や関心を持ってもらうために活動しているボランティアグループです。
主に、お客さんを案内するミニガイドをはじめ、危険箇所の早期発見や来園者への声かけを行う園内パトロールなどを行っています。
自然を大切にしたい人の輪、自然を大切にすることを伝える人の輪が広がってゆけば、自然は守られてゆくと思います。
あなたも「ききみみずきん」に入って一緒に活動しませんか?
ネイチャーセンターに事務局を置いています。活動に興味のある方はお気軽におたずねください。
活動の様子を知るには、まず月1回または2回のペースで開催する主催イベントの「ミニガイド」に参加してみてください。
また、ネイチャーセンターのロビーに“ききみみずきん”のコーナーがあります。
今後の予定や活動の様子を紹介していますのでぜひご覧ください。なお、活動報告は、当ホームページにも掲載しています。
ツリーウォッチングマップ
姫路市自然観察の森内の「チョウの庭周辺」「芝生広場」「水飲み広場」「駐車場周辺」の各場所ごとに樹木巡りができるようにツリーウォッチングマップがあります。
ネイチャーセンターのロビーにある“ききみみずきん”のコーナーにもプリントを置いていますのでぜひご活用ください。
ボランティア ききみみずきん 活動報告一覧
2024年6月以降のボランティア ききみみずきんの活動報告は、イベント(活動)報告ページをご覧ください。
5月バードウォッチング入門 活動報告 2024年5月11日(土曜日)
毎年5月10日から16日の1週間は、野鳥や自然環境について考える愛鳥週間です。野鳥についての知識を深めるため、観察の森でもバードウォッチングを開催しました。風が強く、なかなか姿を確認できませんでしたが、キビタキやセンダイムシクイのさえずりを聞くことが出来ました。春を代表する野鳥の一種のウグイスも大きな声でさえずっていました。また、運良くコサメビタキやエナガの集団、コゲラの巣穴なども見つけることが出来ました。愛鳥週間をきっかけに、ぜひ野鳥を取り巻く自然環境にも興味を持っていただけたらと思います。
5月おやこ森あそび 活動報告 2024年5月5日(日曜日)
5月5日「こどもの日」「端午の節句」に親子で兜(かぶと)作りや森のお弁当作りをおこないました。兜には健やかな成長と強くたくましい男の子に育つようにという願いが込められていて、こどもの身に迫る災難をよけるお守りの意味もあります。新聞紙を折って作ると実際に被ることが出来るサイズになりました。お守りとお弁当箱を持って、今度は森に出かけます。お弁当箱には森の中で見つけたお気に入りを詰め込んでいきました。木の実や枝など色々な素材を集めて食材に見立て、子どもたちがオリジナルのお弁当に仕上げました。最後はみんなで「こいのぼり」の合唱をして充実した一日を過ごしました。
5月ぶらりウォーキング 活動報告 2024年5月2日(木曜日)
新緑の季節になり、森の変化を感じながら4名の参加者と森歩きに出発しました。森の植物や出会った昆虫、鳥など、賑やかになった森を紹介しながら自然観察の森の頂上を目指します。とても良いお天気でしたが、森の中は一斉に葉をつけた木々のお陰で涼しく、とても快適に歩くことが出来ました。目の前に、甘い蜜を求めてひらひらとモンキアゲハがやってきました。地面にはクロオオアリが忙しそうに歩いていました。マイナスイオンで心も身体もリフレッシュできた「ぶらりウォーキング」でした。
4月バードウォッチング入門 活動報告 2024年4月13日(土曜日)
暖かくなり野鳥の恋の季節がやってきました。ウグイスのさえずる声が響き渡る中、15名の参加者とバードウォッチングに出かけました。木々の葉が茂って来て野鳥の姿が見えにくくなっていますが、カワラヒワやシジュウカラの可愛い鳴き声を聞くことができました。上空ではカワウが旋回する姿も確認できました。またウグイスは春を知らせる鳥で、その鳴き声は幸運を招くと言われています。ぜひ姫路市自然観察の森にウグイスの鳴き声を聞きにきてください。
4月ぶらりウォーキング 活動報告 2024年4月4日(木曜日)
お天気が心配されましたが、ヤマザクラの花びらが舞う中、春の息吹を感じながら5名で散策をおこないました。樹木や花の説明はもちろん、森林が与えてくれる恩恵に関しても説明しました。人が生きる環境を守るためにさまざまな役割を果たしてくれている自然に感謝しながら、今回もゆっくり森林浴を楽しみました。
4月森のフシギさがし 活動報告 2024年4月7日(日曜日)
虫メガネとルーペを持って、11名で森へ出かけました。新しい命が芽生えるこの季節は、スミレなどの春一番に咲くお花や樹木、蝶など見どころがいっぱいです。普段何気なく通り過ぎる場所でも虫メガネやルーペで見ると、とってもよく見えてみんな興味が湧いてきたようです。見たり、匂いを嗅いだり、触れてみたり、五感を使って自然の不思議と面白さを知ることができました。
3月自然の中であそび隊 活動報告 2024年3月31日(日曜日)
春の温かさが感じられるこの日、3名が参加され「フィールドビンゴ」や「カモフラージュ」などのネイチャーゲームを楽しみ、五感を通して体全体で自然を感じました。森の中でのアクティビティは自然の美しさや面白さを発見できます。暖かくなった森の中では生き物の気配でいっぱいです。風の音や鳥の鳴き声を聞きながら元気いっぱい活動しました。
3月ぶらりウォーキング 活動報告 2024年3月16日(土曜日)
ウグイスが春を告げる中、6名の参加者とぶらりウォーキングを楽しみました。森の中ではヒサカキの花の独特な匂いが漂っています。ウォーキング中に見られた樹木や野鳥の説明をしながらゆっくり進みました。ヤマザクラの開花であったり、ホタル池には希少種である二ホンアカガエルの卵塊や、すでにオタマジャクシになったものが見られました。自然に触れ、春の芽生えや息吹を感じゆったりとした時間を過ごしました。
3月おやこ森あそび 活動報告 2024年3月10日(日曜日)
今回は大人5名子ども5名がご参加くださいました。絵本を読んだりオカリナの演奏に合わせてみんなで合唱していると段々緊張も解けて和やかな雰囲気になってきました。また、輪ゴムを使った工作にもチャレンジしました。完成したら自分で作った物を飛ばして遊びました。思っていたよりたくさん飛んでとても盛り上がりました。最後は森の中を散策しながら「しぜんのたからもの」を探します。自然豊かな観察の森にはたくさんのたからものが隠れていました。
3月バードウォッチング入門 活動報告 2024年3月9日(土曜日)
19名の方々にご参加いただきました。今回は「おしどり」の生態についてご紹介しました。おしどりといえば オスとメスがいつも寄り添っている姿から、仲のいい夫婦のことを「おしどり夫婦」と言いのは有名ですが、鳴き声をご存じの方はどのくらいいらっしゃるでしょうか。実は子犬のような鳴き声をしています。また見た目もとても派手です。少し知っておくと水辺の野鳥を観察するのが楽しくなりますね。観察路からはカワラヒワやアオジ、ジョウビタキなど多くの野鳥に出会えました。段々暖かくなってそろそろ冬鳥の旅立ちも近そうです。
2月ぶらりウォーキング 活動報告 2024年2月17日(土曜日)
天候に恵まれ、6名が参加されました。今回は参加者の体力に合わせて最初は2コースに分かれて歩き、途中で合流して戻って来るようにしました。道中見かけた樹木の説明をしながらゆっくりと散策をおこないます。早くもウグイスのさえずりが聞こえてきました。春の訪れを感じます。一方で貯水池には冬鳥の「カワアイサ」や「キンクロハジロ」の姿も見えました。その他、早春に産卵することで知られる「ニホンアカガエル」の卵塊も見られました。季節の移ろいを感じながらウォーキングを楽しみました。
2月バードウォッチング入門 活動報告 2024年2月10日(土曜日)
風もなく暖かいこの日、大人10名、子ども7名の計17名がバードウォッチング入門に参加されました。今回はシロハラの生態についてご紹介。ネイチャーセンター付近でも「キョッキョッ」という鳴き声が聞こえ、茂みからピョンピョンと跳ねて出てくることがあります。名前の通りお腹が白っぽい色をしています。また森の中ではイカルの集団に遭遇しました。大きな太い黄色のくちばしが可愛く、良く通る美しい鳴き声も聞かせてくれました。貯水池沿いからはオシドリの群れも確認できました。今回は水辺の鳥、山野の鳥合わせて22種類が確認できました。
2月森のフシギさがし 活動報告 2024年2月4日(日曜日)
心配した雨もあがり、2組の親子計7名で「森のフシギさがし」を行いました。今回は、冬の寒さに耐えながら、春の芽吹きのために早くも準備を始めている木々の冬芽にスポットを当てました。鱗片で覆われていたり、毛で覆われてまるでコートを着ているようであったりと、木々はそれぞれの方法で冬の寒さや乾燥から芽を守り春を待ちます。また、よくよく観察すると葉の落ちた後の葉痕は動物や人間に似た表情に見えてきました。冬は花が少ない季節ですが、冬にしか見られない木々の姿はとても不思議ですね。次はどんな姿を見せてくれるでしょうか。
1月バードウォッチング入門 活動報告 2024年1月13日(土曜日)
お天気に恵まれ、16名が参加されました。まずは覚えておくと便利なものさし鳥を説明をしました。野鳥を見分けるためのポイントは、大きさ、体型 、色や模様などがありますが、大きさについては身近で見慣れている鳥の大きさを覚えて基準にすると便利です。また、今回はジョウビタキの生態についてもご説明しました。皆さん興味深げに聞いてくださいました。冬は葉が落ちて、鳥の姿を観察しやすい季節です。ネイチャーセンター付近にはヤマガラやコゲラを観察することができました。最後には鮮やかな青色で幸福の青い鳥、ルリビタキの雄にも出会え皆さん大興奮でした。
1月おやこ森あそび 活動報告 2024年1月7日(日曜日)
今年初めてのイベントは「おやこ森あそび」です。2組の親子が参加してくださいました。最初に室内で絵本の読み聞かせやオカリナの演奏を聴き、和やかな雰囲気の中で過ごした後は、森に出て色々な木を見つけて観察したり、ネイチャーゲームを楽しみました。まだまだ寒い日が続きますが、自然にたくさん触れて、楽しんで、元気いっぱいみんなで遊びました。
メリークリスマスみんなであそぼ 活動報告 2023年12月24日(日曜日)
クリスマスイブに森のクリスマス会を開催し、親子7組、計19名が参加されました。みんなで「ジングルベル」を歌うと、楽しそうな歌声に誘われてサンタさんがやってきました。サンタさんからのプレゼントを使って、どんぐりカーのクラフトやクリスマスカードを作りました。また外では自然と触れ合いながらネイチャーゲームを楽しむことで、子ども達は好奇心や探究心を膨らませていました。最後はお部屋でたくさんクリスマスソングを歌いました。とっても楽しいクリスマスイブを過ごしました。
12月ぶらりウォーキング 活動報告 2023年12月16日(土曜日)
今回の「ぶらりウォーキング」は3名の方が参加されました。今回もゆっくりと自然の中を散策しました。「三大美芽」と呼ばれるネジキの冬芽を発見。幹がねじれることからネジキと名前が付いたとされますが、自然観察の森の中には意外と素直な木も多く見られます。その他にもサカキの冬芽やアカマツの観察もしました。また、葉に沢山の虫こぶができることが知られているイスノキは、大きな虫こぶに穴を開けて吹くと笛にもなりますよ。その他にも野鳥の鳴き声を聞き、水鳥の姿を見ることもできました。多くの発見ができたぶらりウォーキングでした。
12月バードウォッチング入門 活動報告 2023年12月9日(土曜日)
冬は木の葉が落ち、鳥が見やすくなるためバードウォッチングには最適な季節です。また自然観察の森に隣接する貯水池には、たくさんのカモが越冬のため飛来しています。今回は初めに「モズ」について詳しくお話をしました。モズは捕らえた獲物を木の枝等に突き刺したり、木の枝股に挟む習性をもちます。また、「高鳴き」と呼ばれる激しい鳴き声を出して縄張り争いをすることも知られています。知れば知るほど面白い野鳥の生態です。ネイチャーセンターのベランダからはエナガやメジロが確認できました。そして今日も貯水池には多くの水鳥を観察することができました。バードウォッチングに最適なこの時期に是非、姫路市自然観察の森の散策にお越しください。
12月森のフシギさがし 活動報告 2023年12月3日(日曜日)
今回のテーマは樹木の名前の由来についてです。植物の特徴(形状、色彩など)に基づくものや、薬用や日常生活の道具などに関することなど、散策が楽しくなるようなちょっとした知識をお話ししました。こういうことを知っておくと樹木の名前も憶えやすくなりますね。森の中ではすっかり色づいた落ち葉が舞っていました。落ち葉ジャンケンや落ち葉かけなど、季節を感じながら森の中で遊びました。今回もたくさんのフシギに出会えた1日でした。